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一睡も出来ず、気付いたら外が明るくて9月になっていた。眠れない間Rentaでチェンソーマンと夫のちんぽが入らないを読んだ。

藤本タツキ先生の描く理不尽な女性、とても好きだ…マキマさんとかトガタとか。可愛いから許されるのだろう。可愛い女性は何をしても許される世の中なのだと思う。世知辛い。

チェンソーマンはかなり王道の作品という感じで読みやすくて楽しい。出てくる人全員カッコイイし女性キャラはもれなくズルい。ズルいという表現が一番しっくりくる褒め言葉だと思う。今後が楽しみ。絶対マキマさんはヤバい人だし、あの藤本タツキ先生の物語が王道で終わるわけが無いので…

ファイアパンチは結構ネットで叩かれたけど私としてはかなり好み。ストーリーが滅茶苦茶なように見えるけど、根底にある「演技」というテーマは一致していてメッセージ性もあるし。無条件の正義や思想の一貫性なんてこの世に存在しないし、それをフィクションの世界に「在るべきもの」として押し付けて作者の意図も考えず批判するのは如何なものかと思う。作品を批判する輩が必ず居るが、作品を批判できる人間なんてこの世に存在してはいけないのではないだろうか。ただただ傲慢だから。作者がそうしたかった意図があるのだから、それを汲み取れないのは自身の感性の所為に他ならないと思う。作者のせいにするな、とファイアパンチ批判スレを深夜に見て思った。

夫のちんぽが入らないは話のバランスがとても良くて感動した。5巻で完璧に話が纏まってグッとくるENDを迎えて、ああそういう事だったんだと納得も出来て、ただただ完成度が高いなぁと…自分は性行為と恋愛は切り離して考えたいと思っているので、そういうタイプの人には刺さるものがあるんじゃないかと思った。ススメしにくいタイトルなのだけが難点。略称とかあるのだろうか。おとちん?流石にダサいか。とりあえずオススメ。

 

フィクションの力は凄いなぁと思う。フィクションに触れている時は日々の事を思い出さずに済む。少し弱音を吐くと、最近不安感が抱えきれないほど大きくなってきている。自分がこんなにも無気力で非生産な生活をしている間にも時は過ぎて自分のタイムリミットが迫って来ている。努力をしなければならない、努力をしなければならないと自分を言い聞かせて机に向かったり外に出ようとしたりするものの、活力がなく何にも取り組めない。起きているだけで倦怠感や疲労感があり横にはなるが、動悸があって眠れない。仕方なく携帯で出来ることをするが、観終わった後に来る罪悪感や不安感は大きくなる一方。あまり良くない周期になっている。

書いたところでどうにかなる訳では無いのは分かるが、とりあえず書く。これ以上だめなら面倒くさがらないでちゃんと病院で眠れる薬を貰おうと思う。

 

Creepy Nuts / かつて天才だった俺達へ