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1日でとらドラ!を観終えてしまった。昼ごろ軽い気持ちで手を出したら深夜までぶっ通しで25話観ていた。とてもとても良い作品だった。自分が櫛枝実乃梨を想って流した涙はこの世で一番綺麗だったと思います…;;何ていいキャラに出会ってしまったんだ…ヒロイン史上最も好きなキャラが更新された気がする。

中盤から後半にかけて、観ている間「アア…アア…(泣)」とずっと嗚咽していた。人への愛情のまどろっこしさとか、気持ちの変化とか、自分でもはっきりとわからない気持ちとか、それはそれは甘酸っぱいものでして…若い世代のそういうものを老人が孫を見守る目で見て、心にぎゅっときているの、21歳として中々に終わっているな;;失敗がまだまだできる今のうちに自分も何かしなくっちゃ、と思いました。

とらドラは負けヒロイン達がとても良い。世の中には必ず負けヒロイン(ヒーロー)が存在して、その人は散々主役を引き立てた上でスポットライトの当たらない陰に隠れ、いい人を演じている…自分はそういう人に心の底から幸せになって欲しいと願います…(オタクなので早口で喋っています)

観終わるまで知らなかったけど、とらドラの製作陣ってあの花とかの超平和バスターズだったんですね。思い返せば道理で、と思う部分が沢山あった。主役だけじゃなくて登場人物一人一人に満遍なく焦点を当てるところとか、分かる人にしか分からなそうな攻めたギャグとか、雰囲気とかとても好きだ。今度"ここ叫"とかも観てみようと思う。

もう一度高校生になれたら何をしようか、なんて最近よく考える。たった3年なのにとっくに昔の様な気がする。何度シュミレーションしても結局自分がやることは変わらないのだけれども。そう思えるということは充実した学生生活だったんだろうなあ。