11/12

しっかり6時間睡眠を取って、いつもより2本早い7時過ぎの電車に乗って大学に行った。

早い時間ということもあって電車に座ることが出来たので、電車で本を読んでいたら「こいつ意識高い系か…?」という目線を感じたので(ただの自意識ですが)結局スマホを弄ってしまった。

 

電車を見渡すと95パーセントの人がスマホを見ていて、恐ろしい世の中だなぁと思う。自分も極度の携帯依存者ではあるのだが、この依存が国民的に流行して容認されている世の中は例えば10年前の人間にどう映るのだろうか…

 

SNSの通知を全部オフの生活にかなり気に入っていたのだが、あまりにもLINEを見なかったので大学の友達に「LINE返信してよ」と怒られて萎えてしまった。なぜ他者に自分の時間を左右されなければならないのか………!!「それ」がいつから当たり前になってしまったのか。

 

手紙とかガラケーとか、そういう時代に生まれたかったなぁと思う。いつでも繋がろうと思えば繋がれてしまう時代は、あまり自ら繋がりを持ちに行きにくい人間にとっては生きにくい。

ガラケーの時代だったとて、自分からメールを送ることなんてまずなかったのだろうが…

 

大学のゼミ連絡も、バイト先の連絡までLINEにするの本当にやめて欲しい…パーソナルスペースを侵害されている気分。一人の時間、に権利と尊重を…

 

朝から夕方まで大学、夕方から深夜までバイト、というよくあるいつもの生活だった。思い返したけど特出することの無い変わり映えのない日だった。前の席の男グループがあまりにもうるさくて授業中ずっとイライラしてたこととか、ゼミのグループワークで自分のグループに誰も喋るタイプの人が居なかったから自分が纏めたけど、しゃしゃり出た人間に見えたのかなぁ、とか、些細なイライラや不安などの悪いことしか見えていなかった気がする。

こういう日を繰り返し繰り返し生きていくのは嫌だなぁ。きっともっと探せばいい事も見つかるはずなのだ。

 

自分が一番好きな映画は何かと聞かれたら「アバウトタイム」と答えるのだが、そのラストでも同じことを言っていた。些細ないいことを見つけられるように余裕を持って優しい感性で明日は生きよう。

 

 

Mega Shinnosuke / 明日もこの世は回るから