9/17

友人と昼前に新宿駅で合流して、銀杏BOYZを観に川崎へ。

友人も自分も悩み過ぎるタイプなので、久しぶりにしっかり話したい話が出来た。サイゼリアで銀杏の話をしたり大学生の悪口を言ったり自分たちの将来を憂いたり愛ってなんぞやという話をしていたらあっという間に4時間ほど経っていた。

気付いたら自分の周りには考えすぎてしまう(そしてもれなくADHD)という人達ばかりが集まっている。そういう人たちといる時の自分が1番自分らしい気がする。類は友を呼ぶというのは本当らしい…

 

銀杏BOYZのファンは「童貞」と「ファッション童貞」に2分される。自分は後者を絶対に許したくない。髪を染めてマッシュで女(インナーカラー青 カラコン 唇にピアス)と来て、ディッキに銀杏Tや黒スキニーにマーチンといった出で立ちの奴ら…絶対自分の方が銀杏が好きだし峯田さんも自分たちみたいな奴のために歌ってくれているんだ……と、開演前にそういう人たちを見て脳内で一人相撲をしていた。情けないことだ…

峯田さん、目がほんとに澄んでいた。あんなに澄んだ目をした大人ってなかなか居ないのでは、という程に澄んでいる。素敵だ…

 

1.生きたい

2.NO FUTURE NO CRY

3.大人全滅

4.愛しておくれ

5.いちごの唄

6.夜王子と月の姫(with セントチヒロ・チッチ)

7.BABY BABY

8.ぽあだむ

9.アーメンザーメンメリージェーン

何を歌われても最高なのは決まっているけれども…とても良いセトリだった。ゴイステ期の歌大好きなので愛しておくれをやってくれてとても嬉しかった。大人全滅もDON'T TRUST OVER THIRTYのリメイクだし。今年銀杏新譜出るといいな…

夜王子と月の姫の時にセントチヒロチッチが出てきてほとんどのパート歌っていたのが少し…だってちょっと歌の上手めな女の子という感じだったもの…

BiSHのファンが「モッシュ!!ダイブ!!!」という感じで嫌だった。なんだろう…銀杏のファンにもダイバーはいるのだけれど…そういう人たちよりも、より自己目的化が起こっている…手段が目的になっているというか。自分もお恥ずかしながら5年前はロットンとかでモッシュしたいボーイだったので気持ちは分かるのですが…そりゃあ神(峯田さん)が叫んでいたらぶち上がるしジャンプするし手もあげるし心が暴れて体を動かしたくなりますよ。でもやっぱりそれは音楽に起因するものであって…体を動かすために音楽聴いているのではないでしょう、手段が目的になってはならないのです…

まあ要はセントチヒロチッチが出てきた時に周りを突き飛ばして前に割り込んでいったBiSHTシャツの方々が峯田の方も向かずにぽあだむでモッシュしてて、死ねと思いました、という話………ああいう人間もいずれ社会に出て父になるのだから最悪ですよね。世の中は終わりだ。

 

友人はライブが初めてでかなり疲れていた様子だったのでBiSHは見ずに帰った。自分もBiSHを観たら怒りが湧きそうだったので見なくてよかった。

ただアンコールで峯田が夢で逢えたらをやった事を後ほど知り少し後悔した。BiSH BOYZとしてやったらしいので実際に見たらまた何か負の感情が湧くものだった可能性もあったのだが…

 

好きな何かがあって、自分がそれを好きで、ならばそれでいいのに。そこに第三者や社会的視線を介入させるのは嫌だ…というよりナンセンスだ。

全て自意識との戦いになってくるのだが。

とりあえず、自分は銀杏BOYZが好きだ…と再確認した1日だった。

友人を自分の部屋に招き、自分の部屋で銀杏のPVやテレビ千鳥を観ながら寝た。テレビ千鳥、最近のテレビで圧倒的に面白いと思う。酒とタバコと女とギャンブル、悪意あるパクリなどなど…毎回毎回面白いので見て欲しい。オススメは「1レースだけ競馬」「一番美味いレモンサワーが飲みたい」「ガマンたばこ」「ゴチをやります」です。是非…

 

GOING STEADY / 愛しておくれ