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新宿に髪を切りに行った。

平均よりも髪が伸びるのが早いらしく、1ヶ月半も髪を切らないとモコモコして嫌な感じになってしまう。本当は夏休み前までは伸ばしておくつもりだったのだが、鏡を見て不細工な自分を嘆き(それとはあまり関係はないのだが)突発的に美容院の予約をした。

 

美容師さんにはいつも大体画像を見せて、「こんな雰囲気のあまり髪セットの要らないナチュラルで爽やかなマッシュショートで、ツーブロックを入れて襟足は刈り上げる感じでお願いします。」と言うのだが、今回は何故かそれが嫌で嫌で仕方なかった。汎用的な大学生マッシュになりたくなかったのかもしれない。そもそもモデルの通りに切ったとて自分の顔はモデルでは無いので思い通りにはならないのだ…恥を知れ…

結果、普段より短めの個性のない、当たり障りのないショートヘアーにした。本当は峯田さんに倣って坊主にでもしようかと思ったのだが、自分の顔の輪郭などと向き合うのが怖くて結局辞めてしまった。恋愛の仕方が分からないなどと言いつつ、世俗を(負け犬の遠吠えの様に)笑いつつ、結局は自分も社会に馴染めない何かが怖いのだ…情けない…

 

明日は銀杏のライブだ。その時に前髪重めのくそマッシュでライブに行き、「奴ら」になりたくなかったのが今回の散髪の一番の理由なのだ…

自分は何と戦っているのだろう。奴らとは誰だ…それは自分の敵なのか自分なのか…とにく心底弱い人間だ……

ただ、峯田さんに会えるのならば、好きな物をただ好きと言えるのならばそれでいいのにね。

 

スーパーカー / cream soda