12/15

朝から夕方までずっとバイトだった。本社に出向く必要があり少し遠いところまで来たので、帰りにその近くの繁華街に行ったら、どこもかしこもクリスマスモードに入っていて不思議な気分になった。嫌な気持ちではないが、いい気分でもなく、様々な疑問を孕んだもやもやした気分…

「クリスマス死ね!リア充爆発しろ!」と言う人が毎年おり、私は恋人が居ない身分なので一般にはそちら側に属する身分なのだろうが、「リア充爆発しろ」系の人間とは絶対に私は同じ土俵に上がりたくないな、と思う。楽しみたい人は楽しめばいいし、恋人が居なくとも楽しむことは可能だし。何より、自分の欲求が満たされないからと言って人の不幸を願い声を荒らげるのは恥ずかしいから。ネタだとしても。

でも日本のクリスマスは少し変だと思う。キリスト教を信仰してないのに、とかそういうことではないのだが(それはちょっと思うけど)、「クリスマスに恋人と過ごせれば勝ち組」みたいな理論が社会的に浸透している部分に1番疑問を感じる。もちろん人間は生物であり、生物学的には子孫の繁栄が目的だから恋愛をするのは「正義」なのだろうが、多様化した社会で恋愛をする気がない人間=悪のような風潮を助長している感じがする。こういうことを言うことすら「負け犬の遠吠え」にしかならないのが何となく嫌だ。思想は社会に淘汰されるべきではない………

 

クリスマスもハロウィンも、日本の経済や出生率を向上させる大切な役目があるので、貢献できない自分の分まで周りには頑張って欲しい。

私はクリスマスイヴもクリスマスもバイト。ケーキを食べながらメルカリに4℃のネックレスとかが大量出品されるのを見て楽しもうと思います。

 

漫革命 / クリスマスに気がついて